競馬はお祭りでも、馬券は命懸け◆元ノミ屋・銀次の実録馬券



券聖◆元ノミ屋・銀次の実録馬券
http://bit.ly/2cFlO1l


凱旋門賞が近づいた。日本ダービー馬のマカヒキが出走することに加えて、今年から海外レースの馬券も売り出す。おめでたいことのように競馬メディアも大きく取り上げている。しかし、俺に言わせれば全くの商業主義でしかない。

凱旋門賞には俺は冷めている。連中が騒げば騒ぐほど、蔑視する気持ちが頭をもたげる。競馬と馬券は違うのだ。たとえば競馬の祭典・ダービーといってマスコミは煽ると、ふだんは馬券を買わない国民までもが、それならば、とちょっかいを出す。

それはそれで否定しないし、歓迎もする。素人が本物の競馬ファンへと昇華し、熱烈な馬券ファンにもなりうるからだ。胴元としてはパイが膨らむから喜ばしい。競馬メディアも新聞や情報が売れるから躍起になるのは分かる。JRAも「国家総動員」だ。

だが、大切なことは競馬はお祭りであっても、馬券は命懸けだということ。コンサートの鑑賞代として1万円払うように、レース鑑賞代として1万円の馬券を買うのだ、というのなら、それは自由だ。

しかし、馬券に負けたら生活を切り詰めなければならないような境遇の人々にとって外れ馬券は命取りにもなる。お祭りだからいいや、では済まされない。馬券でこれまでの人生を取り返そうとしている人もいるだろう。低金利時代の利殖に、と考えている人もいるだろう。お祭り騒ぎより「実利」を得ることが大切だと、俺は考えている。

競馬は地方競馬も含めれば毎日やっている。未勝利戦でも重賞でも馬券は売っているのだ。何も初めて海外馬券が発売されるからと言って、そしてマカヒキというホントに勝てるかどうかわからない日本馬が出るからと言って、凱旋門賞にお祭り騒ぎは素人だ。

万馬券はいつでも取れる。明日のレースに必ずあるとは保証できないが、経験則からすれば波乱含みのレースは山ほどある。できるだけ好配当を、できるだけ安定的に当てることが俺の予想家としての任務だ。儲けるために明日からベストを尽くす。凱旋門賞の馬券は1000円たりとも買わない。



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