台風16号、四国沖を東へ=21日未明に関東太平洋側-大雨、土砂災害に厳重警戒



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2016年09月20日 10時29分 時事通信



 強い台風16号は20日午前0時すぎに鹿児島県の大隅半島に上陸した後、宮崎県から四国沖に抜け、同日午前は北東へ進んだ。四国を中心に非常に激しい雨が降り、気象庁は西日本では大雨による土砂災害や河川の氾濫に厳重に警戒するよう呼び掛けた。暴風や高波にも警戒が必要。

 鹿児島、宮崎両県では1時間の雨量が110ミリ以上を記録した所があり、宮崎県日向市では20日午前7時40分までの24時間雨量が観測史上最多の578.0ミリに上った。九州や四国の一部に土砂災害警戒情報が出された。東海・関東沖に延びる前線の活動が活発となり、東日本の太平洋側も大雨となった。16号は20日夕方に紀伊半島付近、21日未明に関東の太平洋側へ進み、同日朝までに関東の東海上で温帯低気圧に変わる見込み。

 総務省消防庁の20日朝の発表によると、鹿児島、宮崎両県で計2人が軽傷を負った。九州と四国では同日午前6時時点で20万650世帯の計約4万3800人に避難指示、約28万6600世帯の計約63万2500人に避難勧告が出た。

 21日午前6時までの24時間雨量は多い所で、近畿300ミリ、四国と東海250ミリ、伊豆諸島200ミリ、北陸180ミリ、関東甲信150ミリ、九州と中国100ミリと予想される。

 21日にかけての最大瞬間風速は九州南部50メートル、四国45メートル、九州北部と近畿35メートル、東海30メートル。波の高さは6~8メートルの見込み。
 16号は20日午前9時、高知県・足摺岬の東北東約40キロの海上を時速35キロで北東へ進んだ。中心気圧は965ヘクトパスカル、最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。半径110キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、北西側440キロ以内と南東側280キロ以内が風速15メートル以上の強風域。 





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