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阪神11Rの第81回桜花賞(3歳GI・牝馬・芝1600m)は2番人気ソダシ(吉田隼人騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分31秒1(良)。クビ差の2着に1番人気サトノレイナス、さらに半馬身差の3着に8番人気ファインルージュが入った。

ソダシは栗東・須貝尚介厩舎の3歳牝馬で、父クロフネ、母ブチコ(母の父キングカメハメハ)。通算成績は5戦5勝。

レース後のコメント

1着 ソダシ(吉田隼人騎手)
「最高に気持ちいいです。

 馬場に入ってからゲート裏に向かっていくときもいやいやをしていませんでした。ゲート裏で回っている時も良かったです。前回からスタッフのお陰で良い形で向かえました。

 形が決まってからは馬との呼吸を整えていきました。自分の馬の手応えも十分でしたが、周りを確認する余裕もありました。高速馬場なので最後は分が悪いかと思いましたが、馬の力に助けられました。

 サトノレイナスは見えました。何とか我慢してくれと思っていました。

 プレッシャーはありました。期待だけで本当に強いのかと思われていましたし、見返してやろうと思っていました。実力をつけて、こちらが思っている以上に成長していました。お利口さんに競馬ができています。

 今後のローテーションは未定ですが、今後の可能性は無限大だと思います。クラシックはジョッキーになって挑戦することはありましたが、これだけの馬で挑むことが出来て光栄です。しっかり結果を出せたのは財産です」

2着 サトノレイナス(C.ルメール騎手)
「18番は厳しかったかもしれません。とても馬はいい競馬をしてくれました。でも仕方ありません。オークスで巻き返したいですね」

3着 ファインルージュ(福永祐一騎手)
「期待通りの走りでした。勝ち馬とは完成度の違いだと思います。この馬の伸びしろを感じました。その中で強い上位2頭を相手に僅差の競馬をしてくれたことで、将来性に期待を持てる走りでした。今後が本当に楽しみです」

4着 アカイトリノムスメ(横山武史騎手)
「ソダシより前の位置が欲しかったのですが、ポジションはある程度悪くない所につけられましたし、終いも良く伸びて頑張ってくれたと思います」

5着 アールドヴィーヴル(M.デムーロ騎手)
「頑張りました。スタートがとてもよく、良いところで運べました。直線はスムーズに外に出して、前の馬が止まって、一頭で上がっていく形になりましたが、前が止まりませんでした。

 まだ馬は成長中です。能力はあります。しかし一生懸命走っていたら疲れてしまいます。まだ経験が少ない馬ですからこの後もっと良くなってきそうです」

6着 ククナ(藤岡佑介騎手)
「出たなりで無駄な脚を使わないよう運んで、ラストはしっかり脚を使ってくれました。成長を感じました」

11着 ジネストラ(北村宏司騎手)
「落ち着いて出来も良く感じました。ゲートの裏もスムーズで、出るとこもいい感じで、スピードに乗って道中も力まず、リズム良く運べました。

 それでも直線向くころには手応えが怪しくなりました。勝ち馬と共に動けませんでした。でもリズム良く走れたことは良かったので、これから楽しみです」

14着 ブルーバード(柴田大知騎手)
「よく頑張っているのですが現時点ではこれが精一杯です」

ラジオNIKKEI



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