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 中京11Rの第51回高松宮記念(4歳以上GI・芝1200m)は2番人気ダノンスマッシュ(川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分09秒2(重)。クビ差の2着に1番人気レシステンシア、さらにクビ差の3着に3番人気インディチャンプが入った。

 ダノンスマッシュは栗東・安田隆行厩舎の6歳牡馬で、父ロードカナロア、母スピニングワイルドキャット(母の父Hard Spun)。通算成績は23戦11勝。

レース後のコメント
1着 ダノンスマッシュ(川田将雅騎手)
「昨年末香港でGIを勝っていましたが、国内でタイトルを重ねられて良かったです。

 (雨は)大きなポイントになっていましたが、あえて何も考えず、馬の走りたいように走らせました。前にレシステンシアがいて、良いリズムで行けました。

 4コーナーは抜群の手応えで、道ができて、レシステンシアとの競り合いが長く続いていましたが、意地を見せて勝ち切ってくれて何よりです。

 昨年は申し訳ない結果でしたが、結果が出たことをありがたく思います。

 (重賞2日連続勝利は)良い馬に乗せてもらっています。この馬には進むべきところを順調に歩んでほしいです」

(安田隆行調教師)
「この勝利に嬉しさが満ち溢れています。

 今日の馬場はかなり悪かったので、ここは川田騎手に全面的にお任せするしかないと思いました。そしてその期待通り、ナイスプレーでした。

 道中のリズムも良く、絶妙なレース運びでしたし、最後もクビ差、抜けてくれました。雨の中、ひと皮むけて力強くなっています。ここに来て素晴らしく強くなったなと改めて認識しました。

 4月25日の香港、チェアマンズスプリントプライズに登録していますが、疲れがひどいようならリフレッシュしたいと思います」

2着 レシステンシア(浜中俊騎手)
「馬は落ち着いていて、雰囲気は良かったと思います。スタートを五分に出て、行く馬を行かせて控える形でしたが、タメがきいていました。良く伸びたのですが、勝ち馬には及びませんでした。急な乗り替わりで期待に応えたかったのですが、残念です。馬はさすがの力を感じました」

3着 インディチャンプ(福永祐一騎手)
「1200mの流れにも乗れて、反応良く最後まで脚を使いました。1200mでも外を回ることなく、距離ロスのない形でバランス良く走れていました」

4着 トゥラヴェスーラ(鮫島克駿騎手)
「人気はなかったですが、中京のこのコースは合っていると思っていました。もともと能力の高い馬ですし、今日はリズム良く走らせることを考えて、ダノンスマッシュを見ながらレースを進めました。着差があまりなかっただけに悔しい気持ちが大きいです」

5着 モズスーパーフレア(松若風馬騎手)
「内枠から質の良いスタートが切れました。リズム良く運べましたが、4コーナーでは内の悪い馬場に滑りながら加速することになりました。それでもよく頑張っています」

6着 サウンドキアラ(松山弘平騎手)
「力の要る馬場でしたが、そんな中で最後までよく頑張ってくれたと思います」

9着 セイウンコウセイ(幸英明騎手)
「このレースを勝った時と同じくらいの反応を見せてくれたのですが、最後は脚が上がってしまいました」

14着 ラウダシオン(M.デムーロ騎手)
「雰囲気が良く、状態はすごく良く感じました。良い位置を取れたと思ったのですが、行きっぷりが良すぎる感じで、重い馬場に脚をとられていました」

ラジオNIKKEI






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