【中山記念】レース展望



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 今週から関東の主場は再び中山に戻る。開幕週の日曜メインは中山記念(28日、GII、芝1800メートル)。1着馬にGI大阪杯(4月4日、阪神、芝2000メートル)の優先出走権が与えられる重要な一戦だ。GIホースが5頭もいたとはいえ、出走馬がわずか9頭だった昨年とは打って変わって、今年はフルゲート16頭に対して地方馬1頭を含む18頭がエントリー。GIホースも不在で混戦が予想される。

 中山金杯で重賞初制覇を飾り、目下3連勝中と勢い十分のヒシイグアス(美浦・堀宣行厩舎、牡5歳)が中心。中山金杯は終始、他馬からのプレッシャーを受け続ける厳しい展開だったが、直線で豪快に脚を伸ばし、ココロノトウダイとの叩き合いを制した。クビ差の勝利だったが、着差以上に強い内容だった。堀調教師も「向こう正面で不利がありながらも、気持ちが途切れずに走り切った馬を褒めてあげたいです」と高い評価を与えた。前走後も在厩でコンスタントに乗り込まれており、18日の1週前追い切りは美浦Wコースで一杯に追われ、5ハロン67秒0、ラスト1ハロン12秒5をマーク。「前走時よりいい仕上がりに持っていけます」とさらなる上昇気配が漂う。先週のGIフェブラリーSをカフェファラオで制した厩舎の勢いも大きな後押しになる。

 対抗格は昨年、未勝利戦から4連勝でラジオNIKKEI賞、セントライト記念と重賞を2勝したバビット(栗東・浜田多実雄厩舎、牡4歳)か。その後の菊花賞と有馬記念は2桁着順に敗れているが、ともに距離が長かった印象。ラジオNIKKEI賞を制した1800メートルへの距離短縮は大きなプラスで、メンバー的にも楽になるここなら巻き返しは可能だ。

 中山金杯で11番人気ながら3着に好走したウインイクシード(美浦・鈴木伸尋厩舎、牡7歳)は、14日の共同通信杯を制すなど好調の横山武騎手と再びタッグを組む。【2・4・2・4】と好相性の中山で、7歳にして念願の重賞タイトル奪取を狙う。

 ケイデンスコール(栗東・安田隆行厩舎、牡5歳)は前走、中京で行われた京都金杯を制し、2年4か月半ぶりとなる復活Vを決めた。これまでの5連対全てが左回りで、右回りかつ初めての中山コースへの対応が鍵になりそうだ。

 先週のダイヤモンドSを除外となり、このレースへスライドするサンアップルトン(美浦・中野栄治厩舎、牡5歳)はアルゼンチン共和国杯3着など、重賞で善戦している。新馬戦(4着)以来となる1800メートルに対応できれば、上位争いに加わるだろう。

 他では新潟大賞典勝ち馬のトーセンスーリヤ(美浦・小野次郎厩舎、牡6歳)、ラジオNIKKEI賞2着馬パンサラッサ(栗東・矢作芳人厩舎、牡4歳)、蛯名騎手の最後の重賞騎乗となるゴーフォザサミット(美浦・藤沢和雄厩舎、牡6歳)なども侮れない。

 また、22日現在除外対象(繰り上がり順2位)だが、日経新春杯3着のクラージュゲリエ(栗東・池江泰寿厩舎、牡5歳)も出走できれば、マークは必要だ。



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