【JRAリーディング】ルメール騎手が4年連続の3冠



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【JRAリーディング】ルメール騎手が4年連続の3冠


 29日の東京大賞典をもって2020年の中央競馬の表彰対象レースが全て終了し、各部門のリーディングが確定した。騎手部門では、クリストフ・ルメール騎手(41)=栗・フリー=が昨年に続き勝利数、獲得賞金、MVJ(モースト・バリュアブル・ジョッキー)の3冠を獲得。調教師部門では矢作芳人調教師(59)=栗=が14年、16年に次ぐ3回目の最多勝利となった。

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 2020年もルメール“無双”だった。JRA年間最多勝記録(215勝)を樹立した18年に次ぐ204勝を挙げ、地方3勝を加えて4年連続の最多勝利騎手賞&最多獲得賞金騎手賞&MVJ(海外、地方の指定レースを含めた勝利数、勝率、獲得賞金、騎乗回数をポイント化して決定)を獲得。GIは自己最多タイの8勝と勝負強さを発揮した。

 「4年連続リーディングにGI8勝。素晴らしい年になりました。新型コロナウイルスで大変な年でしたが、お客さまや関係者のサポートのおかげで日本の競馬が止まることなく、年間200勝も達成できました」

 中でもハイライトはアーモンドアイとのラストストーリー。史上初の芝GI8勝を達成した天皇賞・秋での涙の優勝インタビューは印象的なシーンだった。「アーモンドアイは最初から特別な馬でした。彼女の背中で味わったスリルと興奮を永遠に忘れない。彼女は私たちの記憶に永遠に残ります」。ジャパンCで有終の美を飾り、19日の引退式では、したためてきた長い手紙でアーモンド“愛”も伝えた。

 「フェイバリットホース」との激闘譜はハッピーエンドで幕を閉じたが、21年にはまたワクワクするストーリーが待ち構えているに違いない。圧倒的な信頼を勝ち取った国内No.1ジョッキーが、新たな年も競馬界を引っ張っていく。


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