【オークス】前哨戦を斬る



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 《桜花賞=A》1番人気メジャーエンブレムがハナを切れず予想外の展開。後方待機から末脚にかけたジュエラー(1着)と、中団から動いて勝ちに出たシンハライト(2着)がハナ差の激闘。走破時計の1分33秒4も優秀だ。4着に敗れたメジャーがその後、GI・NHKマイルCを快勝している比較からもレースレベルは高く、3着アットザシーサイド、5着アドマイヤリードも侮れない。

 《サンスポ賞フローラS=B》不利な大外(18)番枠のチェッキーノが中団待機から直線で鋭く伸び、3馬身差で圧勝した。勝ちタイム1分59秒7(良)はレースレコード。2ハロンの距離延長に対応できれば、オークスでも楽しみな存在となる。負けた組は瞬発力勝負や器用さに不安があり、よほどの上積みがないと本番では苦しい。

 《忘れな草賞=B》ロッテンマイヤーが前半1000メートル64秒8の超スローペースに持ち込み、直線で二枚腰を使って逃げ切り。2着ペプチドサプルが矢車賞を勝ち、6着馬がスイートピーS2着。2分3秒3(良)の勝ちタイム以上に価値がある。

 《スイートピーS=C》スローペースで前残りの競馬。1着ジェラシー、2着フロムマイハートともに、今回のメンバーとの対戦成績は劣勢で、強調材料に欠ける。

◇結論◇

 過去10年で7勝の桜花賞組が中心となる。ジュエラーの離脱で2着シンハライトの1強ムード。血統背景からは、むしろ距離延びていいタイプだ。同3着アットザシーサイド、同5着アドマイヤリードの2頭がどこまで迫れるかだが、逆転の魅力ならチェッキーノの決め手と、ロッテンマイヤーの先行力か。





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