カフジテイク、3年ぶり津村で3年ぶりVだ/根岸S



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東京のメイン根岸S(G3、ダート1400メートル、2月2日)で、古豪カフジテイク(牡8、湯窪)が復活する。今回、手綱を取る津村明秀騎手(34)は、17年フェブラリーS3着以来3年ぶりのコンビ。過去4回乗って【1 0 2 1】と相性はいい。3年前に勝った得意の舞台で、直線一気の差し切りを決める。


津村とカフジテイクの出会いは衝撃的だった。16年10月10日のグリーンチャンネルC。今回と同じ東京ダート1400メートルで、4角15番手から一気の差し切りを決めた。「なんじゃ、これは」。前を行く馬を次々にかわしていく。初めての感触。見える景色が違った。上がり3ハロンは芝並みの34秒4。2番目に速い2着キングズガードの35秒4を1秒もしのいだ。


「ためてはじけるのではなく、徐々にエンジンがかかる感じ。とにかく加速っぷりがすごい。ダートでは自分の中で一番」と言う。これまで4回乗って(1)<3><4><3>。16年武蔵野Sでは3着ながら上がり最速の34秒2をマーク。17年フェブラリーSでは、勝ったゴールドドリームと首+3/4馬身差の3着。「いい時に乗せてもらいましたから」と謙遜するが相性は悪くない。


脚部不安による1年8カ月の休養から、今回が復帰5戦目になる。まだ馬券圏内には絡んでないが、前走のギャラクシーSは59キロもこたえた。決め手を生かせる56キロで出られるのは有利だ。「最近は行きっぷりが良くなった分、はじけなくなったみたいですね。今回はしまいだけ、という競馬をさせたい。加速するのに助走距離が必要なタイプなので、東京の長い直線は合う」と期待は大きい。


津村自身、年明けの中山は1勝2着6回。惜しい星もあるが、カフジテイクの末脚同様、ここをきっかけに勝利数を加速していく。【水島晴之】


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