【沢田康文の欧州リポート】武豊2レース参戦ブリーダーズカップ注目



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 北米競馬の祭典、第36回ブリーダーズカップが11月1、2日にロサンゼルス郊外のサンタアニタ競馬場で行われる。

 GI13レース、GII1レースで構成されるこのイベントに栗東・森厩舎からマテラスカイ(牡5)がスプリント(2日、GI、ダ1200メートル)、フルフラット(牡2)がジュベナイル(1日、GI、ダ1700メートル)に、ともに武豊騎手とのコンビで出走する。モーニングライン(主催者による参考オッズ)ではともに31倍と人気薄だが、健闘を期待したい。

 欧州の有力馬では、現役続行が決まったエネイブル(英=J・ゴスデン、牝5)は休養に入り、凱旋門賞を勝ったヴァルトガイスト(仏=A・ファーブル、牡5)もこのまま種牡馬入りする可能性が濃厚だ。

 アイルランドのA・オブライエン厩舎の主な馬では、マイル(2日、GI、芝1600メートル)にマイルGI2勝のサーカスマキシマス(牡3)、ターフ(2日、GI、芝2400メートル)に英ダービー馬アンソニーヴァンダイク(牡3)が挑む。

 フィリー&メアターフ(2日、GI、芝2000メートル)で最有力視されていたGI4勝馬マジカル(牝4)は、残念ながら発熱のため回避。すでに来春から繁殖入りが決まっているため、このまま引退する。初年度の交配相手はノーネイネヴァーとなる見込みだ。

 また、ハーツクライ産駒で日本生まれのヨシダ(米=W・モット、牡5)がクラシック(2日、GI、ダ2000メートル)に名手、M・スミス騎手と新コンビを組んで出走する。昨年4着の雪辱なるか、大いに注目される。(在仏競馬記者)
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