【菊花賞】大塚亮一オーナー、初のGI制覇「長かった」



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 3歳クラシック3冠の最終戦となる菊花賞が20日、京都競馬場で18頭によって争われ、3番人気のワールドプレミアがGI初制覇。鞍上の武豊騎手は史上最多記録を更新する5度目のVで、「50歳7カ月6日」の史上最年長V、『昭和、平成、令和』と史上初の3元号GI制覇と、記録ずくめの勝利となった。

 ワールドプレミアの生産者、ノーザンファームは昨年のフィエールマンに続く連覇。吉田勝己代表(70)は「いいレースでしたね。良発表だけど時計のかかる馬場でしたし、そのなかで鞍上もうまく乗ってくれました」と頬を緩めた。

 馬主の大塚亮一氏(44)=大塚総合税理士法人代表=にとっては、うれしい初のGI制覇。「長かった。29年越しですから」。高校時代の1990年、オグリキャップのラストランとなった有馬記念を見て武豊騎手に感化され、JRA騎手を目指すも不合格に。それなら…と、次は「馬主になって武豊騎手に乗ってもらおう」と誓った。初めて所有したカルテブランシェ(2007年産)の背中にいたのは、まさにその人。今回、初のビッグタイトルをプレゼントしてくれたのも同じレジェンドだった。「(騎乗依頼を)断られるまでユタカさんで行こうと決めていました。本当に良かった」と喜びをかみしめた。

 現在2歳の半弟ヴェルトライゼンデ(父ドリームジャーニー)は、栗東の池江厩舎から9月1日にデビューし、見事に勝ち上がった。1歳はおらず、今年ロードカナロア産駒の牝馬が誕生している。また、母のお腹にはリアルスティールの子が受胎中だ。




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