【矢作芳人調教師 信は力なり】国内外で盛り上がる秋競馬



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 23日の競馬は大いに盛り上がり、秋競馬本番を感じさせてくれた。入場人員は阪神が昨年比8.2%増、中山に至っては20%近く増えた。やはりファンの皆さんは好メンバーの競馬に敏感に反応してくれる。結果も今年と去年のダービー馬が快勝し、今後のGI戦線がより一層楽しみとなった。

 わが厩舎のスターたちも府中牝馬Sで始動するリスグラシューがすでに帰厩して調教を積んでいるし、スワンSからマイルCSを目指すモズアスコットは北海道でたっぷりと英気を養って近々栗東に帰ってくる予定である。神戸新聞杯で5着に敗れたステイフーリッシュも、次走・菊花賞では上積みがあると考えている。彼らに何とかGIを取らせたい思いは強い。

 秋競馬の盛り上がりはもちろん国内にとどまらない。強力メンバーが集結する10月7日の凱旋門賞(仏GI、芝2400メートル)にはクリンチャーが出走する。自分も前田幸治オーナーのご厚意によりパリを訪れる予定だ。応援はもちろんだが、将来のためにも新装なったパリロンシャン競馬場をしっかりと視察してきたいと思っている。

 豪州でコーフィールドC(10月20日、コーフィールド、GI、芝2400メートル)とメルボルンC(11月6日、フレミントン、GI、芝3200メートル)に挑戦する管理馬チェスナットコートも、すでに14日から東京競馬場で出国検疫に入っている。今後は28日に国内最終追い切りを行って、30日に香港経由でメルボルンに向かうスケジュールになっている。厳しい検疫も含めて簡単な道程ではないが、挑戦なくして栄冠はない。チャンスは十分で、とても楽しみなチャレンジだと思う。どちらのレースも馬券が発売される可能性があり、海外で頑張る彼らにも熱い声援をお願いしたい。 (JRA調教師)





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