【ダイオライト記念】レース展望



サンスポ競馬
http://race.sanspo.com/



★ケイティブレイブが転厩初戦に挑む 杉山師は重賞初Vのチャンス

 南関競馬では、12日(月)から船橋競馬場で2018年最初のナイター開催がスタート。ファン待望のナイター開催が幕を開けたことで高い注目を集めている船橋開催の3日目となる14日(水)には、伝統の交流重賞・第63回ダイオライト記念(交流GII、4歳以上オープン、定量、ダート・左2400メートル)が組まれている。2015~17年まで3連覇を果たしたクリソライトが引退し、空位となっているタイトルを新たに獲得するのはどの馬か、展望していきたい。

 出走馬の中で最も格上の存在と評価できるのは、交流GIの17年帝王賞、18年川崎記念勝ちを含む交流重賞6勝の実績を誇るケイティブレイブ(栗東・杉山晴紀厩舎、牡5歳)だろう。

 中央場所となった前走のフェブラリーSは11着に大敗したものの「きょうは展開が向かなかった」と敗因がハッキリしている上に、地方の交流重賞に限れば【4・5・4・2】、複勝圏を外した2回はいずれもGIの舞台で4、5着と一度も掲示板を外していないだけに、巻き返してくる可能性が高そう。

 目野哲也調教師が定年を迎えたことにより、今回は杉山晴紀厩舎に転厩して最初の一戦となる。2016年10月に厩舎を開業したばかりの杉山晴紀調教師にとっては、重賞初制覇に向けて絶好のチャンスが訪れただけに、どんな結果が出るのか注目したいところだ。

★アポロケンタッキーは川崎記念2着好走で復調気配

 実績面では、16年みやこS(GIII)、東京大賞典(交流GI)、17年日本テレビ盃(交流GII)と重賞3勝を挙げているアポロケンタッキー(栗東・山内研二厩舎、牡6歳)も負けてはいない。

 好走と凡走を繰り返していることもあってなかなか人気にはならないが、今回と同じ船橋コースで行われた昨秋の日本テレビ盃では、今回も注目を集めているケイティブレイブや、ダートGIの常連であるサウンドトゥルー、さらにはGIホースのモーニンもまとめて負かしている。

 昨年末のチャンピオンズカップは直前で出走取消となったが、仕切り直しとなった東京大賞典で4着、そして前走の川崎記念では2着に敗れたもののマイペースで逃げるケイティブレイブに最後まで食い下がったように、完全に本来の走りを取り戻してきた印象。

 ケイティブレイブは川崎記念を制したあと、目野調教師の勇退前に使えるラストGIということもあってフェブラリーSに挑戦した。一方のアポロケンタッキーは、前走後はレースを挟まず調整に努めてきただけに、川崎記念でつけられた1馬身1/2差を逆転できる可能性は十分にありそうだ。

★地方の長丁場で評価したいマイネルバサラ

 昨年の今頃は条件馬だったマイネルバサラ(美浦・松山将樹厩舎、牡5歳)も、地方の長丁場で注目したい存在。

 初の交流重賞挑戦となった昨秋の浦和記念(交流GII)を2着のヒガシウィルウィン以下に6馬身差をつけて圧勝して地方適性の高さを見せると、その後も中央のオープン特別・ベテルギウスSで4着、交流GIIIの佐賀記念で3着と、一線級のオープン馬を相手にしても安定した成績を残している。

 今回が初対戦となるアポロケンタッキーや、対戦経験がある3歳時とは比べ物にならない実績を残してきているケイティブレイブといった強豪が出走してくる上に、自身にとって未知の領域となる2400m戦が必ずしも良い方向に出るとは限らないが、距離さえ克服できれば通用してもいいのではないか。

 今年のダイオライト記念は強力な中央勢3頭に6頭の地方勢が挑む構図になっているが、地方勢の大将格といえる存在は、昨年のこのレースで3着に好走しているウマノジョー(大井・渡邉和雄厩舎、牡5歳)だろう。

 昨秋以降は大敗続きで不振に陥っていた印象だが、金盃トライアルが雪の影響で中止となったことで今年の初戦となった前走の金盃で2着と、久々にこの馬らしい走りを見ることができた。本調子を取り戻した今なら、昨年の再現を見せることもあるかもしれない。

 なお、地方勢は他に、南関東では初の重賞挑戦となるヒロノプリンス(浦和・柘榴浩樹厩舎、牡5歳)、中央からの移籍初戦となるスノーモンキー(船橋・矢野義幸厩舎、牡8歳)、笠松から参戦のチェダー(笠松・栗本陽一厩舎、セン5歳)、ツルオカハチマン(笠松・湯前良人厩舎、牡9歳)、川崎のドルメロ(川崎・加藤誠一厩舎、牡6歳)が参戦を予定している。




http://keiba-msn.com

◆競馬マンションは、元調教師からオーディション合格者まで、プロ予想家が渾身の予想をお届けしています。サイトの会員登録は無料です。毎週リレー形式で予想家の「無料公開予想」もあります。よろしければご利用ください。