【沢田康文の欧州リポート】走行妨害の裁決基準、欧州各国も新ルール採用



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 競馬の発展が国際的に進む中、競馬の国連に相当するIFHA(国際競馬統括機関連盟)は、降着・失格などの裁決基準や、薬物の使用ルールなど競走に関する規則の統一化に取り組んでいる。各国の競馬主催者は、国際会議でこうした議題を話し合い続けてきた。

 レースでの走行妨害における裁決基準は「その加害がなければ被害馬は加害馬に先着していたかどうか」を判断する、いわゆる“カテゴリー1”と「その加害が被害馬の競走能力発揮にどれほど影響を与えたか」を判断する“カテゴリー2”に分類される。JRAが2013年に新ルールを導入したように、近年は競走馬が見せたパフォーマンス(到達順位)を尊重したカテゴリー1を採用するのが世界的な流れだ。

 これまで欧州の競馬主要国では、フランスとドイツが依然カテゴリー2を採用していた。しかし昨秋、IFHAがカテゴリー1の基準をベースとし、危険騎乗を行った騎手には厳正に降着、失格の処分を科すとするモデルルールを作成。フランスの競馬主催者であるフランスギャロもこれに沿い、実質的なカテゴリーの移行となる新たな裁決基準を3月31日に導入すると正式に発表した。

 欧州ではドイツも近日中に新ルールを採用する方向。欧州競馬においては降着・失格の裁決基準が統一化することとなる。 (在仏競馬記者)


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