【チャンピオンズC】ゴールドドリーム上昇11秒8



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 フェブラリーSを制したゴールドドリームが、上昇をアピールした。520キロ前後の巨体で坂路をばく進。迫力たっぷりに4ハロン51秒1-11秒8の好時計を計時した。秋初戦の南部杯5着から、叩いた効果をうかがわせる。

 「これぐらいの時計は出るよ。でも、動きもよかったから、具合は申し分ないね」と平田調教師から白い歯がこぼれた。 2月のフェブラリーSでGI初勝利。ただ、その後は3月に挑戦したドバイWCで14着、その後2戦も見せ場なく敗れた。課題は、出負けするゲートと、まだ太めの体つき。それでもトレーナーは前向きな姿勢を崩さない。

 「しっかり坂路で乗って、中間はプール調整もたっぷり取り入れた。プールは体の硬い馬にもいいし、ゲート練習もしっかりやってきたから今回は大丈夫なはず」

 今回はムーア騎手が手綱をとる。英国の名手に導かれ、輝きを取り戻すか。