【田辺裕信 ゆる~い話】大きな斤量差は騎手が体感していなくてもレースに影響



サンスポ競馬
http://race.sanspo.com/




 JRAのCMでは僕たち騎手の年齢に間違えられてしまった斤量ですが、ハンデ戦があるようにレースでは当然、その重さが影響します。

 実際乗っていて、斤量の差を感じるのかと聞かれると、うわぁ軽いからグングン伸びていくとか、重いからなかなか伸び切れないという感じ方はしません。

 ただ、接戦や消耗戦になったときなどは、軽いとバテにくいとか、長く粘れるという感覚はあるかも。また、軽い斤量の馬をかわそうとして、手応えからすぐにかわせそうなのに、意外と抵抗されるようなこともあるかもしれません。

 馬格がないような馬だと、重い斤量はプラスとはいえません。重くて馬が苦しそうにしている、ということはないでしょうけど、そりゃ、重いよりは軽い方がいいのは確かでしょう。

 よくハンデ戦などで、“58キロでも勝っているから大丈夫”というコメントを見かけますが、軽ハンデが50キロだとすると8キロの差があるわけですよね。別定戦で他の馬たちも同じ斤量ならば58キロでも大丈夫なんでしょうけど、何せ8キロ差もあるといくら58キロで勝っているといっても、また別でしょう。

 馬の体調やメンバー、あるいは馬場状態や枠順など、さまざまな要因があるので、斤量だけが勝因、敗因にはならないでしょう。ただ、乗っている騎手が体感していなくても、大きな斤量差はレースに影響すると思います。 (JRA騎手)





【競馬マンション】
http://keiba-msn.com

◆競馬マンションは、元調教師からオーディション合格者まで、プロ予想家が渾身の予想をお届けしています。サイトの会員登録は無料です。毎週リレー形式で予想家の「無料公開予想」もあります。よろしければご利用ください。