キタサンブラック、清水久師「放牧せず」ジャパンCへ



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 秋初戦の天皇賞を驚異的な粘り腰で制し、GI6勝目を挙げたキタサンブラック(栗・清水久、牡5)は30日、栗東トレセンの自厩舎で静養。清水久調教師は改めて愛馬の走りを称賛し、次走のジャパンカップに向けて意気込みを示した。

 まれに見る不良馬場での激闘から一夜明けた30日、6度目のGI制覇を果たしたキタサンブラックは栗東トレセンの自馬房で疲れを癒やした。

 「レース後はすぐに息が入っていたし、けさも元気でしたよ。(日曜の)夜、(北島三郎)オーナーと祝勝会をしましたが“すごい馬場で大仕事をしたなあ”と盛り上がりました」と清水久調教師は笑顔を見せた。

 年内での引退へ、残りはジャパンC(11月26日、東京、GI、芝2400メートル)、有馬記念(12月24日、中山、GI、芝2500メートル)の2戦のみ。有終の美を飾るための仕上げを施していく。

 「このあとは放牧に出さず、栗東の厩舎で仕上げていきます。いい結果を出せるように頑張ります」と清水久師は言葉に力を込めた。まずは史上2頭目の連覇がかかるジャパンCへ-。フィナーレに向けた、万全の態勢づくりが始まる。



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