【目黒記念】フェイムゲームが2年3カ月ぶりの重賞V



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 5月28日の東京12Rで行われた第131回目黒記念(4歳以上オープン、GII、芝2500メートル、ハンデ、18頭立て、1着賞金=5700万円)は、C・ルメール騎手騎乗の8番人気フェイムゲーム(セン7歳、美浦・宗像義忠厩舎)が直線外から一気に伸びて、重賞5勝目を飾った。タイムは2分30秒9(良)。半馬身差の2着はヴォルシェーブ(1番人気)で、さらに2馬身離れた3着にハッピーモーメント(13番人気)が入った。

 レースはメイショウカドマツが後続を大きく離して逃げたが、4コーナーで吸収。直線、激しい攻防の中、馬群を縫うようにヴォルシェーブが抜け出したところを外からフェイムゲームが容赦なく差し切った。トップハンデの馬が目黒記念を勝ったのはポップロック(2007年)以来、10年ぶり。ルメール騎手はこの日、日本ダービー(レイデオロ)に続き同日2重賞制覇となった。

 フェイムゲームは、父ハーツクライ、母ホールオブフェーム、母の父アレミロードという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は22戦5勝(他に海外2戦未勝利)。重賞は2013年京成杯・GIII、14年ダイヤモンドS・GIII、アルゼンチン共和国杯・GII、15年ダイヤモンドS・GIIIに次いで5勝目。目黒記念は、宗像義忠調教師、C・ルメール騎手ともに初勝利。

 ◆Cルメール騎手「速いペースでスタミナも問われるレースとなり展開も向いてくれました。最後は内の馬(ヴォルシェーブ)をかわす自信があった。(ダービーを含めて)1日2つの重賞を勝ててうれしい」




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