現役最強はキタサンブラック! レコードで連覇達成!/天皇賞・春



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 30日、京都競馬場で行われた天皇賞・春(4歳上・GI・芝3200m)は、大逃げ馬から離れた2番手でレースを進めた武豊騎手騎乗の1番人気キタサンブラック(牡5、栗東・清水久詞厩舎)が、4コーナーで先頭に立ってゴールまで押し切り、好位追走から脚を伸ばした4番人気シュヴァルグラン(牡5、栗東・友道康夫厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分12秒5(良、日本レコード)。

 さらにクビ差の3着に2番人気サトノダイヤモンド(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)が入った。なお、3番人気シャケトラ(牡4、栗東・角居勝彦厩舎)は9着に終わった。

 勝ったキタサンブラックは、父ブラックタイド、母シュガーハート、その父サクラバクシンオーという血統。頂上決戦と謳われた一戦を見事レコードで制し、史上4頭目となる天皇賞・春連覇を達成した。1番人気馬の本レース制覇は2006年のディープインパクト(当時からこの日までのレコードホルダーでもあった)以来、11年ぶり。

【勝ち馬プロフィール】
◆キタサンブラック(牡5)
騎手:武豊
厩舎:栗東・清水久詞
父:ブラックタイド
母:シュガーハート
母父:サクラバクシンオー
馬主:大野商事
生産者:ヤナガワ牧場
通算成績:16戦10勝(重賞7勝)
主な勝ち鞍:2016年ジャパンC(GI)

【武豊騎手のコメント】
皆さんの期待に応えることができて本当に嬉しいです。
(道中は)いいスタートを切れましたし、いいリズムで走っていましたので、ペースは速かったですが決して悪い形ではないと思っていました。あとはリズムを守って残りの距離を測りあまり後ろを待ちすぎることがないように乗ろうと考えていました。先頭に立ったのは早かったですが、キタサンブラックなら押し切れると思って自信を持って行きました。
(ディープインパクトのレコードについて)しばらくは破られないと思っていましたが、大幅に更新しましたね。立派なタイムだと思います。北島オーナーも「秋のプランを考えなきゃいけないね」とおっしゃってくれたので、皆さん楽しみにしてください。





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