【鈴木淑子のごめんあそ馬せ】さらに輝き増したキタサン



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 昨年の年度代表馬キタサンブラックが、GIに昇格した大阪杯で始動します。

 「この馬の現役最後の年にタイミング良くGIになってくれましたね。昨年は悔しい思い(クビ差2着)をしていますし、記念すべきGI第1回の優勝馬として名を刻みたいですね」と、管理する清水久詞調教師は声を弾ませます。

 3月2日に放牧先から帰厩。すこぶる順調にきており、肩やトモなどさらに幅が出たように感じるとのこと。「男前の顔つきにも、馬体にも、さらに磨きがかかり、走る姿は遠くから見ていてもオーラがありますよ」。

 母の父がサクラバクシンオーで、距離の不安がささやかれたことがありますが、サクラバクシンオーの伯父は、春の天皇賞馬アンバーシャダイ。「僕はデビュー前から、体つきやフットワークからその血を感じて、2000メートルはもつと信じていました。スピードとスタミナを受け継いでいます」と清水久調教師が語る通り、2000メートル以上で12戦【6・2・3・1】。父ブラックタイドに初GIをプレゼントし、サクラバクシンオーのイメージを変えた、まさに孝行馬です。

 「年度代表馬として無事に一年、結果を出していきたいですね」。ハイ、とても楽しみです。

 そしてもう1頭、サクラバクシンオーの主戦騎手だった小島太調教師の管理馬ディサイファも応援します。 (競馬パーソナリティー)





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